実は「運動は20分以上続けないと効果がない」なんて大嘘だった

健康やダイエットに関する都市伝説って、たくさんありますよね。

こういった情報が正しいと信じ切っている女性は、フィットネスエディターの井上健二さんの著書『健康常識にダマされるな!』を読むと、驚いてしまうかもしれません。

なんと、多くの人が何となく信じてしまっている健康情報の多くは、根拠がないそう。それで井上さんは間違って信じている人のため、医学博士の工藤一彦先生監修の下、真実をこの著書にまとめているのです。

超有名な通説の真実がわかるので、ページをめくるたびに「あれ、嘘だったの!?」「騙された!」と目を見開いてショックを受けるはず!

中でも、31番目の通説「運動して20分しないと脂肪は燃えない」はかなりの衝撃。

これ、よく言われていますが、実は真っ赤な嘘なんです。もう、絶対に信じてはいけません! このように言い切れる理由について、井上さんの著書を引用しつつ説明していきます。


■運動したくならないのは「最低20分」と言われているせい?

よくメディアの健康系特集では、「健康のためにも美容のためにも、運動は絶対にやった方がいい」なんてことが書かれていますよね。

しかし、頭で運動がいいことはわかっていても、すぐに実践するのは難しくないですか?

そもそも、運動は大変で辛いイメージ。だから、出無精で体を動かすことが好きじゃない人からすると、めちゃくちゃハードルが高い重労働な気がするんですよね。

簡単な運動でも、よっぽど暇じゃないと、なかなか重い腰は上がりません……。でも、それは「最低でも20分以上は運動しないと意味がない」ってよく言われているから、というのもありませんか?


■「最低20分」なんて噂が広まったのは戒めが目的だった!

もし、今までこの「最低20分」を信じていたなら、頭から追い払ってしまってください。井上さんは『健康常識にダマされるな!』で、以下のように全否定しています。

「痩せるために体脂肪を燃やす運動をしたいけど、うまく続けられない。長い間、そんな人の心理的な壁になっていたのが、この”運動して20分しないと脂肪は燃えない”という定説でした。

でもこれは真っ赤なウソ。5分でも10分でも、ちゃんと体脂肪は燃えています。

(中略)

脂質が燃えやすいか、それとも燃えにくいかを決めているのは、運動強度。運動時間の長さではないのです。

(中略)

”20分しないと脂肪が燃えない”というのは、脂肪細胞に蓄えた体脂肪を燃やすにはそれくらいの時間がかかると覚悟しなさい、という戒めだったのです」

……実際、歩くより遅いスピードで走って痩せる『スロージョギング・ダイエット』も、20分続けなくても効果があると言われています。

福岡大学のスポーツ科学部教授・田中宏暁先生は、2013年5月25日に放送された『世界一受けたい授業』で、「トータルで1日最低15分間すると効果がある」とコメントしていました。

しかもこのダイエット、わざわざ走りに行かなくても、室内で止まっているときもその場でできるので、田中先生は約15kgの減量に成功していたのです。

つまりもうこれからは、20分という時間にとらわれることはありません。時間より、運動強度を意識していきませんか?


いかがでしたか? 軽く書籍の内容に触れただけで、めちゃくちゃ意外な事実が判明しましたよね。

筆者は初めて読んだとき、「マジか……」と呆然としてしまいました。母親からことあるごとに言われていたので、信じ切っていたのです。

恐らくみなさんも、騙されている健康情報があることに気付くはず。ぜひ一度、『健康常識にダマされるな!』を読んでみてください!


【参考】

※ 授業復習(2013年5月25日放送 2時限目 【保健体育】田中宏暁先生) - 世界一受けたい授業

※ 井上健二・工藤一彦(2010)『健康常識にダマされるな!』 SBクリエイティブ


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