「紫外線対策は夏だけ」じゃダメ! 正しいUVケアの知識とは?

日差しが強まり、UVケア意識が高まるこの季節。紫外線は3~4月からじょじょに増え、国内では7~8月にもっとも多くなると言われます。この時期を乗り越えれば日焼けの心配ナシ? と思いきや、美容誌などには「紫外線が弱い時期こそ美白対策をきっちりすべき」といった話もチラホラ……。白肌のためには、紫外線対策は一年を通じて必要なもの? 皮膚科医の梁川厚子医師(ヤナガワ クリニック)に聞きました。

―紫外線対策を行うのは、春~夏だけでは足りない?

肌は28日周期で常に生まれ変わっています。肌が紫外線などに暴露されると、傷んだ肌を修復しようとしてターンオーバーのスピードが乱れ、未熟な角質がたくさん生まれた結果、角層が厚くなります。

一般的に「紫外線が強い」といわれる時期でなくとも紫外線は思いのほか多くもちろんゼロにはなりません。UV-Aによる肌ダメージは、気づかないうちに蓄積され、数年後、シミ・シワとなってあらわれます。美肌を守るには、「紫外線対策は春~夏だけでOK」という考え方を改め、時期ごとに適切なお手入れをしましょう。

◆時期別にみる紫外線対策

・紫外線が強い季節(6月~8月)のお手入れ

刺激が少なくSPF50以上の日焼け止めを使用し、紫外線が強い時間(午前10時から午後2時の間)には無防備な外出を控えてください。日焼けによるひりひりとした刺激がある場合には、冷たいタオルなどでのクーリングをオススメします。

日焼けによる炎症を少しでも抑えて、シミになるのを防ぐ美白化粧品を使うのもよいでしょう。

・紫外線が弱い季節(6月~8月以外)のお手入れ

紫外線が弱い時期でも、毎日の日焼け止めの塗布はオススメしております。また、乾燥が起きやすい時期なので、化粧水をたっぷりと丁寧にお肌になじませ、保湿クリームの塗布を行いましょう。

(聞き手:小池直穂、三谷香織)

監修:梁川厚子

1999年愛知医科大学医学部卒業。美容外科クリニックにて多くの症例の美容、外科手術、美容皮膚科治療を担当。2007年7月大阪心斎橋にて、美容外科・美容皮膚科・形成外科「ヤナガワ クリニック」を開業。テレビ、雑誌などでもスキンケアなど肌の悩みから、抜け毛や育毛についての悩みまでいろいろな相談に対してコメントを発信している。

取材協力:En女医会
En女医会は全国で150人以上の女性医師が参加している、女医が医師としての仕事をしながら、プライベートも社会貢献も楽しみながら活動しようという会です。定期的な会合で、会員同士の親睦を深めるとともに、ボランティア活動や、医療知識や経験を活かしてさまざまな企業との商品開発を行い、利益の一部を寄付したり、雑誌やテレビ、ラジオ等に出演して健康や美容についてよりよい情報を発信したりしております。

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